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食の6次産業化に対する想い | 「食の6次産業化や食農連携にかかわる活動実績」 高知大学の農学部を卒業して、大手通信販売会社の食品事業部(とさのまるごと屋)で、高知の特産品を紙カタログやインターネットを通じで全国に販売してきました。生産者だけでなく地域や物流業者とも連携し、室戸から足摺まで高知中のおいしいものをセットにし産地直送で全国に届ける画期的な事業でした。 その時に伝え方や売り方を工夫すれば、1次産品も2次産品も売れるということを身をもって体験しました。 その後、より地域に密着した仕事がしたいと四万十に住み、四万十の特産品を自分達で開発して販売する組織、四万十ドラマで働きました。地域やそこに住む人の考え方をデザインし、伝えることで街から四万十まで来てもらい、生産者と消費者とのネットワークを作る。ら小さな会社がネットワーク作りから商品を開発したり、販売する手法を経験しました。 それから縁があって馬路村に住み、馬路村農業協同組合で10年間販売と企画をおこなってきました。馬路村農業協同組合は、地元で生産されたゆずを自分達で商品を開発し、製造し、販売する、6次産業の代表例ともなっている所です。そこで、僕は通販の受注システムやホームページを再構築したり、チームで運営する仕組みを作ったりしていました。 「レベル4取得後の想い」「今後の活動の方向性」 色々な地域や色々な人と会うことで、おもしろいことをやっている、おもしろい人がいる地域というのは、街より田舎のほうが多く、どちらかというと販売につなげることが苦手というところが多いということ知りました。 6次産業プロデューサーは、生産者側に立って消費者にどのようにアプローチをしていくかを組み立てて行く仕事だと思っています。そのためにも、現場に住んで商品を作ってきた経験、伝えるというプロモーション、売ってきた経験はきっと役に立つと思っています。 特に僕の強みは田舎通販の技術だと思っています。 通販の場合は、待っていても商品は売れません。こちらから仕掛けないといけません。 仕掛けるためには、まずはお客様を知らなければいけません。 お客様は誰なのか、そのお客様が求めている本質的な価値は何なのか、 そのお客様が求める価値に対して自分たちの商品やサービスがどのように貢献できるのか?また、しかも、競合は全国ですので、その競合相手に対して、自分たちのサービスが勝っていることはどこなのか。など体系づけて考えて組み立てていくことです。 今後は、消費者に買ってもらう仕組みを作るということを一番に考えて商品作りや販売の支援をしていきたいと思っています。 |