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食の6次産業化に対する想い | ●活動実績 スーパー、食品問屋、食品メーカーと勤める会社を変えながらも、ずっと食品業界に関わってきました。。 川上から川下にと言いますが、私の場合はその逆の道筋をたどっていき、食品メーカーでモノ作りをとおして「作り手の思いとその伝え方が大切だ」ということに気づきました。 お客様ニーズやターゲット選定、また他社との差別化など、どれもモノ作りの大事なポイントですが、そこに作り手の熱い思いと、その思いが伝わるための忖度(そんたく)の気持ちがあって、初めて相手の方の共感を得ることができるのだということを学んできました。 ●食Pro.プロレベル取得後の想い 今回は「江戸前食文化の継承活動」というテーマで申請させていただきましたが、その活動は1次産業と直接的な関わりが弱い事例でした。 今回プロレベル認定をいただいたということは、その手法を用いて6次産業化や食農連携に今後積極的に関わって欲しいということだと思っています。 ある認定者の方が、「地方創生をブームで終わらせてはいけない」ということを書かれておられましたが、まったく同感です。地方だからこそ生まれる感動があり、そのような感動を生む活動に関わっていこうと思っています。 ●今後の活動の方向性 思いを込めて丁寧に作られた上質なモノに囲まれて、その作り手の思いをいただきながら送る生活が、これからの豊かなライフスタイルだと思います。 機能的価値から情緒的価値へ、優位性の差別化からオンリーワンの差異化へ、消費者の求めるモノは変わってきていると感じています。 地方のモノ作りには、弱みも欠点もたくさんあります。ですが、そこに思いと物語が加われば、共感を生む強みに転じます。その地方の隠された力を引き出すお手伝いができる人が、食の6次産業化プロデュサーだと思っています。 |