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食の6次産業化に対する想い | ●活動実績 平成21年5月より、美幌商工会議所が「わがまち美幌町の交流人口を増やし、まちの活性化につながる特産品を開発しよう」との呼び掛けに、町内飲食店・精肉卸・自治体・農家・若手経営者に加え、地元の高校生も参画してスタートしたプロジェクトの担当者として、事業の計画立案、試作開発、テストマーケットから商品化までこの事業のすべてに従事してきました。 その中から約3年かけて商品化した全国でも類のない豚肉を熟成させてつくった醤油「美幌豚醤まるまんま」が、地域に喜びと元気を与えるヒット商品となりました。また、地元が誇れる農産物も活かして開発した「美幌豚バーガー」も北海道ご当地バーガーグランプリで味部門第1位に輝き、まちのイベントには欠かせられない存在となりました。現在、町内2店舗にて販売中ですが、観光客などから人気の高い商品となっております。 さらに「美幌豚醤まるまんま」は、日本野菜ソムリエ協会主催のときめき調味料選手権2013・何にでも使える!万能調味料部門で「優秀賞」を受賞することができました。こうした5年間の取組が国土交通省平成26年度地域づくり表彰の特別賞「日本政策投資銀行賞」に選ばれました。 ●今後の活動の方向性 地域の皆さんと一緒になって「まちの活性化のため」と、昼夜にわたって話し合い、活動してきた実体験しかありません。しかし、様々な分野の方たちと共に悩み・考えていく中で得た知識と知恵が、こうした6次産業化に必要なことだと実感しています。今後も地域の活性化のために、それぞれの業種の皆さんの橋渡しとなり、新たな価値を創造していくお手伝いをしていきたいと思います。 また、北海道という食の拠点だからこそ、地域を代表する地域資源が無いと苦しんでいる事例などに対して、決してあきらめるのではなく、何か一つ輝くものを見つけ、磨き、人と人の出会いにより新たな可能性が生れることをお伝えしていきたいと思います。 |