全国食の6次産業化プロデューサー検索

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【レベル4認定者】
淺沼 悟(あさぬま さとる)
認定番号: 13000154 (2014年02月06日認定)
所属: 株式会社ピュアボックス
役職: 代表取締役社長
住所: 岡山県岡山市中区倉田211-13
TEL: 086-277-0026
E-Mail: asanuma*purebox.jp
※メールアドレスの@は*に置き換えて表示しています
HPアドレス: www.purebox.jp/
HPアドレス: www.dotwan.jp/
職業区分: ドッグフード開発・流通
食の6次産業化に対する想い ■6次産業化における使命
 私は「ドットわん」というドッグ自然食ブランドを開発し、業界の品質向上を推進してきました。またペットを家族同然に考えている飼い主に評価される“食の安心”を追求しています。私が取り組む6次産業化の使命、それは《食材の価値を余すところなく見出し未利用をなくす》こと。そのために自ら全国の産地に伺い、生産者から食材の魅力を直接聞きだし、彼らの考える理想的な食の在り方を理解することから始める。事業を通じ食材開発に携わった取引先は32府県・100か所に上ります。

■ペット自然食を介した取り組み
 当社が手掛ける〈食材を活かしたドッグフード開発〉は6次産業化推進に向いているビジネスモデルだと自負しています。それはペットと人間の食性(味覚)の違いを上手く取り入れることで未利用をなくす独自の考え方にあります。例えば人間にとって霜降りの柔らかい牛肉は高値で流通しますが、一緒に切り分けられる赤身中心の筋張ったお肉には同様の価値がつきません。一方でペットと飼い主のために私が捜している食材はその歯ごたえがある赤身。そこで人間とペットが“分け合う”という仕組みが生まれます。また箱に入らない規格外野菜、最盛期にできる余剰収穫物、漁獲にむらがある鮮魚…全ての食材に未利用が生まれ、それを活かす独自のノウハウを蓄積してきました。

■商品開発で大切にしていること
 飼い主からは、家族であるペットが健康でいられる質の高い食事を求められます。そんな品質に厳しい飼い主が納得する食事…その選択に適う商品開発として私は“物語”を大切にしています。生産者が日々の積み重ねによって作る食材。その良いところを引き出す加工技術を選定し、品質を損なわない最適な包装で送り出す。“物語”すなわち“想いのリレー”こそが付加価値を生み、継続的な事業に結びつきます。

■6次産業化への抱負
 世界的に食糧確保が困難な時代がすぐそこまで来ています。私たちが消費するのに必要なだけ。むやみに生産量を増やすのではなく、限りある食材資源を使い切ること。飽食の時代において《食材の価値を余すところなく見出し未利用をなくす》ことが当たり前の社会実現にこれからも取り組んでまいります。


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