よくあるご質問


■育成プログラムの認証について

「食の6次産業化プロデューサー」の育成プログラムとして認証を受けると、どのようなメリットがありますか?
すでに関連する教育プログラムを実施している研修機関では、実施している教育プログラムについて6次産業化分野における人材育成という観点からの評価を受けることで、構成内容を見直すきっかけとしていただくことができます。
また、認証を受けることで、教育プログラムの修了者のキャリア・アップを支援すること、レベル認定を目的とした受講を促すことができます。
育成プログラムを行う機関について、何か条件がありますか?
育成プログラムの実施機関は、以下の4つの要件を満たす必要があります。
1)会社更生法に基づく更生手続の開始の申立が行われていないこと。その他、財務体質が健全であること。
2)育成プログラムの運営に当たり、必要な要員を有するものであること。
3)その定款又は事業計画書の内容が法令又は法令に基づく行政機関の処分に違反しているものでないこと。
4)暴力団員等がその事業活動を支配する団体でないこと。

また、育成プログラムの認証を申請するには、次の3種類の書類の提出が必要です。
1)プログラム申請組織のプロフィールシート、2)自己評価票、3)証憑。

詳しくは、教育研修機関の方をご覧ください。
育成プログラムの内容は、各レベルで、どのようなものを想定していますか?
●レベル1は「農業・水産高校卒業」レベルを想定しています。農学・経営学の基礎の学習および演習・実習です。
●レベル2は「大学の農・食品関係学部、農業大学校」レベルを想定しています。農学・経営学を体系的に理解する学習、および、その実務上の研修・演習です。
●レベル3は「食の6次産業化人材育成の専門プログラム」を想定しています。事業開発について一通り理解するための学習、および、プロジェクトチームに貢献するための実践的な演習です。例えば、農林水産省新事業創出人材育成プログラム(60コマ 90時間)修了」もひとつの目安となります。

ただし、これはあくまで目安であり、例えば、申請者が農業高等学校であっても”プログラム内容要件”を満たしていれば、レベル2やレベル3の認証取得も可能です。

育成プログラムの内容要件について、詳細は、「教育研修機関の方」:プログラム内容要件をご覧ください。
育成プログラムの学習内容認証基準に示された「科目」には、必修科目、選択科目の区別はありますか?
必修・選択の区別はありません。育成プログラムの認証では、学習内容認証基準に示された「科目」すべてを提供することが求められます。
詳しくは、「教育研修機関の方」:プログラム内容要件をご覧ください。

なお、大学等単位制の育成プログラムでは選択科目を多く含むものが想定されます。育成プログラムの受講者と非受講者が区別されるよう、修了証は、育成プログラムで申請したすべての授業群を受講した方を対象に発行してください。また、レベル認定を希望する方が、受講可能な授業群で育成プログラムを申請していただく必要があります。
大学の公開講座や自治体研修のように、単年度や単発の短期プログラムも、プログラム認証の対象になりますか?
対象となります。開講期間の長短によらず、プログラム認証基準を満たしていれば育成プログラムとして認証を受けられます。
自治体から研修の委託を受けて民間企業が教育プログラムを提供しています。
この場合、育成プログラムの認証を申請するのは、自治体と民間企業のどちらですか?
申請者は、自治体と民間企業の間の契約の形態によります。契約に際して、育成プログラムの認証申請の主体を明確にしておくとよいと考えます。

なお、申請者となる方には、審査にあたって認定審査員からの問い合わせへの対応、受講者の修了証明(修了証)を発行し、修了証を発行したレベル認定希望者の「申請者ID」を事務局に報告すること、複数年にわたるプログラムの場合は、毎年の登録内容確認書の提出、更新手数料の支払いなどの業務が発生します。
育成プログラムの認証に有効期間はありますか?
ありません。申請時からの内容に変更がない限り、プログラム認証の期限はありません。
育成プログラムの認証を維持するために必要な費用はありますか?
複数年にわたるプログラムでは、毎年1回、更新手数料(11,000円(税込))をお支払いただきます。ただし、学校等のプログラムでは、無料です。
また、プログラムの内容に変更がある場合には、再審査のための費用として、変更審査手数料(11,000円(税込))をお支払いただきます。ただし、学校等のプログラムでは、無料です。

詳細は、教育研修機関の方:審査手数料をご覧ください。
プログラム認証を受けたプログラムと同じ内容のものを過去にも開講しています。認証をうける前の受講者にも修了証を発行できますか?
特例措置として、プログラム認証を受けたプログラムと同じ内容を修了した方には修了証を発行できますが、平成22年度以降に開講されたものに限ります。認証には、過去の開講状況についての証憑も必要です。
「わかる」のレベル判定の申請は研修機関が行うのですか?
原則として、「わかる」も「できる」もレベル判定の申請は、認定を希望する方ご自身が本ウェブサイトのマイページより行います。 教育研修機関は、レベル認定を希望する受講者が修了要件を満たす場合、受講した育成プログラムのプログラムID、受講者の氏名等の入った修了証を発行し、修了証を発行したレベル認定希望者の申請者ID(レベル認定希望者が本ウェブサイトで取得して教育研修機関に報告)を食農共創プロデューサーズの事務局に報告します。

ただし、大学生、専門学校生、高校生を対象としたレベル1、2の育成プログラムを行い、プログラム修了者のうちレベル認定を希望するものを10名以上取りまとめ、事務局に一括して「わかる」のレベル判定を申請する場合、団体申請として、審査手数料の減免が受けられます。レベル2の団体申請を行う場合、レベル認定希望者は各自、本ウェブサイトで申請者IDを取得し、マイページから「わかる」の申請手続きを行う必要があります。レベル1の団体申請に限り、事務局がマイページ作成から申請までを代行いたします。団体申請の「わかる」審査手数料は、3,000円(税込)です。
育成プログラムの認証は、結果が出るまでに、申請からどれくらいの期間がかかりますか?
申請に必要なすべての書類を送付いただき、審査手数料の振り込みが確認されてから審査を開始いたします。
目安としては、事前相談がない場合には、申請書類、審査手数料の振り込みが確認されてから、3か月程度の間には審査結果をお知らせする予定です。認証されていないプログラムを「育成プログラム」や類似するものとして広告宣伝することは禁止されていますので、広告宣伝活動の開始、シラバスへの印刷などで、認証を受けたい期日が決まっている場合は、十分に余裕をもって申請していただきますようお願いいたします。
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