食の6次産業化プロデューサーとは

■食Pro.への期待

「食の6次産業化」の現場の第一線で活躍する方々から、 「食の6次産業化プロデューサー」の育成に期待する声を頂いています。
食の安全へ食の6次産業化プロデューサーの果たす役割
多種多様な食品や商品が市場に出てくる昨今、消費者の皆さまからの安全な食品を求める声が年々大きくなっていると感じます。この度、「食の6次産業化プロデューサー」のキャリア段位制度がスタートいたしましたが、食の付加価値向上や生産性の向上を進めていくプロ人材であると同時に、基本的理念として、食品の安全性をしっかり守っていくことが求められていると考えています。
そのような中で私自身は、本認定制度の審査を受け、現在の最高段位である「レベル5」の認定を頂戴しました。今後とも引き続き商品の品質管理に努め、赤ちゃんでも安心して食べることができるお米や野菜をご提供していきたいと思います。
今後、本認定制度によって6次産業化において、次世代の若いリーダーたちが大きく成長し、日本の食のレベルがさらに向上していくことを期待したいと思います。
株式会社舞台ファーム
代表取締役
針生信夫 様
食・農の協業化をリードする人材を
1899年創業のカゴメ創業者は農家でした。当時珍しかった「トマト」の加工・販売を家業からスタートし、卸や小売店のご協力で販路を拡げ、トマト農家やJAとの「契約栽培」を通じて減量を安定調達し、各地に加工工場を建設していきました。カゴメの歴史は「食の6次産業化」の好例とも言えます。
しかし、近年の日本の産業構造(農業・商業・情報化)は変わり、大量生産・消費の時代から、地方や個性を大事にする時代となりました。これからは、農林水産業 VS 流通販売業という、従来の関係から、業務(資本)提携などの「協業関係」が求められる所以です。
多くの関係者が思いを一つにして、農・食業の協業化をリードする人材を輩出してもらいたいと考えています。
カゴメ株式会社
常勤顧問
佐野 泰三 様
新しい食の価値観を次世代へ
私どもイオン株式会社は「フードアルチザン(食の匠)」という活動を進めさせて頂いております。この活動は、日本で類いまれな食文化を支える食材や伝統技術といった地域資源を通じ、お客さまに新しい食の6次産業化価値観を提案、そして食文化の担い手育成。地域経済の活性化に貢献する事をめざしています。
また、農林漁業生産と加工・販売の一体化や、地域資源を活用した新たな産業創出の促進をめざす、6次産業化の推進と趣旨を共にする活動となっています。
その様な事からも「食の6次産業化プロデューサー」「キャリア段位制度」に、大きな期待を寄せさせて頂いております。
イオン株式会社
グループ営業企画部 マーケティングチーム
食品担当マネージャー
仲元 剛 様
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