■企業の「食Pro.」キャリア段位制度の導入支援策について
企業内で食の6次産業化プロデューサーキャリア段位制度に基づく評価を実施した場合、以下の施策が活用できます。これらの施策を活用しつつ、食の6次産業化プロデューサーキャリア段位制度の積極的な導入をお願いいたします。なお、本制度の利用には雇用者(企業等)が事前に労働局において、計画書等の審査手続きを受ける必要があります。
(1) 申請手数料及び研修受講費用に対する助成【キャリア形成促進助成金、キャリアアップ助成金】
① キャリア形成促進助成金
社員の申出に基づき、企業が食の6次産業化プロデューサーレベル認定に係る審査手数料<表1>を負担する場合や、レベル認定の取得に至る過程で必要となる事業外訓練(OFF-JT)に要する費用(入学料、受講料、教科書代等)を企業※が負担する場合、一定の支給要件を満たせば、下の<表2>の助成が行われます。
※中小規模の事業主に限られます。ただし、特定被災区域に該当する事業主については大企業も対象となります。
<表1>レベル認定に係る審査手数料(税込)
レベル1 |
5,400円 |
レベル2 |
16,200円 |
レベル3 |
19,440円 |
レベル4、5 |
32,400円 |
<表2>助 成 内 容
賃金助成 (訓練を受講時間に対して支払った賃金) |
経費助成 (レベル認定申請または訓練に要した経費) |
職員1人・1時間当たり 800円 |
助成率 1/2 |
② キャリアアップ助成金
有期契約労働者等
※に対して、食の6次産業化プロデューサーキャリア段位制度を活用した一般職業訓練(OFF-JT)を実施する企業に対して、一定の支給要件を満たせば、<表3>の助成が行われます。
※ 有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者といった、いわゆる非正規雇用の労働者(正社員待遇を受けていない無期雇用労働者を含みます)
<表3>助 成 内 容
賃金助成 (訓練を受講時間に対して支払った賃金) |
経費助成 (レベル認定申請または訓練に要した経費) |
職員1人・1時間当たり
800円〔500円〕 |
職員1人当たり
20万円を上限〔15万円〕 |
注:〔 〕内は、大企業の場合
(2) 評価・処遇(キャリアパス)制度の導入、研修体系制度の導入に対する助成【中小企業労働環境向上助成金】
企業
※が、食の6次産業化プロデューサーキャリア段位制度を活用した評価・処遇制度(キャリアパス)または研修体系制度を導入し、適切に実施した場合に、それぞれ40万円または30万円が支給されます。
※ 中小規模の事業者かつ重点分野等(健康・環境・農林漁業分野等)の関連事業者に限ります。
例:農林漁業、電気業、情報通信業、運輸・郵便業、廃棄物処理業、医療・福祉など
(3) ジョブ・カードと併せた活用
食の6次産業化プロデューサーキャリア段位制度を活用した職業訓練(OFF-JT)を行った場合に、ジョブ・カードと併せて当該訓練(OFF-JT)の評価結果を活用することも可能です。
・
「企業向け食Pro.キャリア段位制度の導入支援策」(PDF形式:543KB)
なお、
(1)~
(2)の詳細な内容や助成金の申請方法等は、
厚生労働省労働局管内の各支給申請窓口へお問い合わせください。