「食農共創プロデューサーズ」が目指す世界
《食を取り巻く背景と事業活動の多様化》
私たちの食を取り巻く環境は、多様な食のシチュエーション、変化する消費マインド、安全・安心を求める社会的ニーズなど、様々な条件を背景に多様なビジネスの展開が見られるようになっています。例えば、地域の資源や食材に目を向ければ、6次産業化や農商工連携をはじめとするさまざまな活動が国内各所で進められています。
《戦略と人材の必要性》
これらの活動を推進するためには、「商品」や「サービス」を、どのような購買層に対して、どのような食機会やシーンを想定し、どのような方法でお届けするかなど、具体的な場面を踏まえた戦略的な展開が必要となります。
また、これらの戦略を構築し、効果的に事業を進めるには、他との差別性を発揮するための柔軟な「発想力」や「創造力」を持ち、計画したものを「効率的に遂行し」、その成果を「社会に向けて実装する」ことができる『能力』や『実践的スキル』を持った人材が必要不可欠です。
《食の6次産業化プロデューサーと食農共創プロデューサーズ》
このような背景を基に、一般社団法人食農共創プロデューサーズは、平成25年6月「実践キャリア・アップ戦略~食の6次産業化プロデューサー(食Pro.)」を推進する機関として、株式会社三菱総合研究所と一般社団法人食品需給研究センターの協働により設立されました。
《食農共創プロデューサーズの役割と今後の展開》
変貌する我が国の農林水産業や食品産業およびそれに関わる各種産業との新たなビジネスや連携構築に向けて、弊会では、将来を見据えた若手人材の育成とプロ人材の能力評価を基にした『食Pro.』制度を推進します。さらに、本制度を基盤として、理念を共有したプロフェッショナル人材の誰もがプロジェクト主義で事業等に参加できる公的なプラットフォーム(プロデューサーズ)としての役割を担い、広く社会に貢献することを目的としています。
一般社団法人食農共創プロデューサーズ
代表理事 長谷川 潤一