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食の6次産業化に対する想い | 外食産業の世界で長らく働いておりましたが、ここ数年間、地域活性化の仕事に携わっておりました。米粉を活用した商品開発や、地域の農産物・水産物の商品開発・販路開拓などをしてまいりました。 なかでもメインといえる仕事は、米粉を活用する食品工場の開業プロジェクトで、ゼロベースから企画をしました。地元の雇用創出もテーマとなっていたため、ある程度の雇用が確保できる規模が必要で、どんな物を、どのくらい生産して、どこに販売するか、など、まったくのゼロベースからの企画です。米粉の使用が絶対条件だったので、「小麦・卵・乳・不使用」のケーキや菓子を生産する工場を起案し、運営スキームや商品開発、販路開拓の営業活動などを担当しました。 また地域の農産物の販路拡大では、雪国の特産物「雪下にんじん」を広めるために、首都圏において、4月(収穫が4月なので)に、複数の飲食店や惣菜店、ベーカリーなどで、「雪下にんじん」を使用した商品を販売していただくよう働きかけ、4年連続でフェアを実施いたしました。 現在は、また外食の仕事にもどっておりますが、地域の特産物を使用したメニュー開発や業態開発などで、地域活性化に貢献できると思います。 外食業界や食品業界には、多くの人脈があります。つまり販路側には強みを持っています。逆に、東京に居るものですから、地方のネットワーク構築にハンデがあります。この「食Pro」の活動を通して、地方とのネットワーク、地方の情報収集ができたらと思います。 |